今まで見た映画の中でベスト3に入るかもしれない。
僕の彼女を紹介します、を見た時も思ったんだけど、
韓国映画ってクサッ!って言うくらいに純粋な愛がこれでもかって描かれる。
邦画ではココまでやれないだろうっていうクサさがある。
割とそういうの好きなんで、クサさが気持ちいい。
まあこれはクサい、っていうのとはちょっと違ったけど。
でも一途さが切なくて沁みてしょうがなかった。
愛って深いなぁと思う映画でございます。
以下、ネタバレになっちゃうので嫌な方は見ないで下さい
↓反転で表示↓
端的に説明すると、主人公とその彼女が付き合うまでの過程と、
彼女が死んで生まれ変わり、再会する過程、そして最期へ。
その3つの過程を前後を入れ替えながら描いており、
段々と過去と現在を示し合わせていく見せ方が面白いです。
また、事故で死んだ彼女に、主人公が会うときの状況が驚きです。
教師になった主人公の教え子の中に彼女は転生し、
あろうことか、生まれ変わった彼女は「彼」になっていて。
日々を過ごしているうちに、彼の挙動や言動が彼女に似ている事に気づき、
過去の「彼女」の記憶が鮮明に「彼」へと重なっていく…
お互いに悩む過程が辛くて切なくてたまらないです。
結局は、最後の果たせなかった約束を、転生した「彼」が思い出すのですが、
そこまで至る過程の、「性別」による葛藤などの複雑な思いの描き方が本当に切ない。
最後は、二人でバンジージャンプする。
なんか価値観ちょっと変わったかもしれない。
オススメです。